「蛇の卵」: 「評論未満」アーカイブ

「蛇の卵」
物書き「三上憲一」の、弛緩と緊張の入り乱れたblog

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「評論未満」アーカイブ

(2007年07月24日)

「サラバンド」

映画について語るのは無責任でいい。とにかく適当に気の付いた部分的な要素について、散発的に言及すればとりあえずは何かを語ったような気持ちになれるのだから。

たとえば俳優の演技であるとかアクションのすごさであるとか、あるいは最近ではCGであるとか音楽であるとか、そういった要素は作品の中でほとんど独立して言及可能な対象として存在しているため、表現としては間口が広い印象を与える。おそらくそういった点が、現在の消費社会にマッチしているのだろう。部分部分を切り取っていろいろなメディアにビジネスを展開させるには、映画は非常に好都合な表現手段なのである。

これが小説だとそうはいかない。なんといってもどこかを切り出そうとしても、それは究極的にはただの文字なのであるから、前後をかならず参照しなければいけない。前後を参照したとしても、それが必ずしも他人と受け取り方が同じであるとは限らない。それ故にやはり映画を語るときよりもはるかに慎重さを要求されるのだ。読み手の口腔から、その人間の人生を引きずり出す表現と言っても良いだろう。実はある種の映画を語るときも同じ慎重さが要求されるのだが、部分的・断片的な消費の方を強く要求してくる作品の方が巷間では遙かに多いため、最近はそれが耐えられない人間がやはり増えているようである。

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(2007年07月29日)

「フレデリック・バック傑作選」

カナダのアニメーション作家、フレデリック・バックの傑作選のDVDが出たので購入。
以前にLDで出ていたのを持っていたので、いっそDVD版の全集を買っても良かったのだけど、値段の面でどうにも折り合いが付かなくて今まで購入していなかったのだ。

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(2007年09月17日)

「脳内メーカー」は危険なサイト

 「脳内メーカー」というサイトが人気らしいのだが、正直言ってちょっと危険なサイトと感じた。「危険な」という表現をすると最近は「マジヤベェ」と同じように「無茶苦茶面白いサイト」という意味に取る人もいるかも知れないが、この場合の「危険」とは、まじめに個人情報の保護の観点から危険という意味である。

 このサイトは脳内イメージを表示させるために、アクセスしてきた人間に名前を入力させるわけだけど、これはつまりIPアドレスと氏名を関連づけた個人情報をサイト側に渡すという意味でもある。IPアドレスからはアクセスしてきた地点の情報がおおざっぱにでもわかってしまうこともあるので、保険情報のデータベースにアクセスできる人間の手にこのリストが渡れば、一部の人間については詳細な個人情報が特定できるかも知れない。それがさらに別の人間の手に渡って、別の情報と関連づけられれば……、、

 サイトにはプライバシーポリシーのようなものは何も書かれていないようだし、サイトの主催者についても詳細な情報はない。ギャグだから大丈夫でしょという人もいるかも知れないが、そうである保証はどこにもない以上、やはり危険であることには変わりないのではないだろうか? そう言ったサイトを面白いからという理由だけでもてはやすのは、正直言っていかがなものかと思う。

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(2007年10月16日)

『死ぬのは法律違反です』(荒川修作/マドリン・ギンズ)への賛歌

『死ぬのは法律違反です』への賛歌をお書きください

(掲載の都合から、200字~300字程度でお願いします)

『おそらく荒川修作/マドリン・ギンズ以外に、意義のあることをやっている表現者は世界には他にいないのではないだろうか?一般にはほとんど認識されていないが、彼らが凡百の表現者と異なるのは、その反逆精神の恐るべき深さにある。それはロックのディストーションサウンドや、ラブ&ピースの掛け声、あるいはいくつかの紙に書き記された詩編が、かろうじてわずかにその輪郭を浮かび上がらせるにとどまったものを、真っ向から描出している。実際のところ、それ以外は、全てただの段ボールの箱に過ぎないと言っていいぐらいなのである。しかし我々は、いったいどれだけの年月を生きてきたというのだろう? もはや我々は、かつて我々が「心」であるとか「愛」であるとか呼んで、その存在を信じてやまなかった老廃物の数々に対して、訣別するときが来たのである。その中では色も光も闇も影も消え、そして言葉は地面と溶け合って数メートルの彼方で柔らかく溶け合う。そのさなかにおそらく我々は、もはや有機物なのか無機物なのかさえもわからなくなってしまった数々の老廃物が、かすかな断末魔の悲鳴を残して消えていくのを目の当たりにするのである。』

やばい。規定の文字数を大幅に超えてしまった……。

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(2007年11月15日)

セルゲイ・パラジャーノフ

「ざくろの色」より

旧ソビエトの映画監督、セルゲイ・パラジャーノフについて何かを書こうとして思わず失笑してしまった。そう、僕はとにかくどうしようもなく不当に虐げられたものたちのことが気になって仕方がない人間なのだ。おそらくは僕はそこに自分の似姿を見てしまうからなのだが、よくよく考えてみれば嗤ってしまうほどに単純だ。

「ざくろの色」より

僕がパラジャーノフの映画に出会ったのは、映画雑誌の広告が最初だったと思う。自慢ではないが僕は、他人から「あなたはこう言うのが好きなんじゃない?」と言われて薦められたモノで、憤慨することはあっても感心したことが全くない人間なので、こういったのはごく普通の出会いなのだが(考えてみればベルイマンも同じだ)、映画を鑑賞後、一発で魅了された僕は、その後発売されたレーザーディスクも即座に買い求めたのだ。たぶんそのディスクはまだ実家の押入のどこかにあるはずだ。

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(2007年11月26日)

「OBLIVION BALL」/幕張メッセ

underworldの新譜「オブリヴィオン・ウィズ・ベルズ」が結構気に入ったので、「OBLIVION BALL」にいそいそと出かけた。
と言いつつも、実は目的はThe ORBの方なのだが。

会場内のアート

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(2007年12月19日)

「ASIMO」が空気が読めるようになった!

ホンダの2足歩行ロボットの「ASIMO」だが、どうも今度はさらに進化して、ついに空気が読めるようになったらしい。

2足歩行ロボット『ASIMO』がさらに進化し『空気の読めるロボット』になりました。

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